今回の味憶は「おもてなし料理」。
東京にお住まいの長年お付き合いのある友人ご家族をお迎えするための数々の料理をお楽しみください。
ご主人は福岡で長年居酒屋を営んでいますが、今回の主役は作るのも食べるのも大好きなお母さん!?
ご家族向けにお渡しした本は、顔がばっちり写ってたり、
巻末に家族の集合写真が掲載されていたりと
よりプライベートな仕上がりになります。
ゴールデンウィークあけの日曜昼下がり、宴の準備はすでにはじまっていました。
下から、ウインナー、玉ねぎ、豚フィレ肉玉ねぎ、うずらの順でどんどん串打ちしていくお母さん。
友人夫妻のご主人が好きな柑橘を(今日は甘夏)丁寧にむいて準備する娘さん。
きたる出番までテレビを見ながらスタンバイするお父さん。
楽しみにしてた今日の日のためにすでに数々の料理が仕込まれてました。
お母さんのおすすめは名古屋風手羽唐揚げ。
さらに、中華ちまきを含むごはん3種に、東京ではあまりお目にかからないと準備したもつ鍋ちゃんぽんなどなど。「フードファイターじゃないんだから」って思わず娘さんからつっこみがはいる今日のお品書き。
そんなことを話してたらお母さんから1冊の本を見せていただきました。
それは、本日いらっしゃるご友人家族の娘さんが、昔、忘年会で撮った写真と言葉でつくったお手製の本。これはまさに味憶!なんだかこっちまで嬉しくなりました。
串打ちが終わったら衣づくり。
小麦粉を豪快にざーっとふりかけたら、溶き卵、新聞紙とキッチンペーパーの上に広げたパン粉につけていきます。
家で揚げ物なかなかしないよね、という娘さんの言葉に、「私はようしよったなと思う」とお母さん。中高生のころの娘さんの楽しい大食いエピソードも添えて。
たくさんおしゃべりしながらもあっという間に串揚げの下準備は完了。
お次はタジン鍋を使った魚と野菜の蒸し焼きの下準備。
ごぼう、れんこん、さつまいも、玉ねぎとどんどん切っては鍋にいれ、きのこを手で割いては鍋に入れていきます。
ごりょんさんとして山笠もサポートするお母さんの最近の事情などお話いただきながら、絶え間なく手は動いています。
お母さんが宗像の道の駅で手に入れた鯛とイサキには塩をふっておき火を入れるタイミングで鍋に加えます。
「今日は忘れもんないと思う。」と言ってた矢先にブロッコリいれるの忘れてたことに気づいたようです。あわてて準備します。
ところでお父さんの出番は、まだまだ先?
下準備もひと段落。
まだ14時だし、ちょっとお茶入れよなんて言ってたら、母の日のプレゼントとお酒を携えて長男さんも登場です。
さぁ、料理再開。揚げ物の準備はばっちり!
じゃんじゃん揚げていきます。それでも話はとまりません。
高校生の娘さんのお弁当にそうめんをもたせた話や、冷やし茶碗蒸しなどたくさんの料理をベビーカーにのせて行った運動会の話など、食にまつわるエピソードに事欠きません。
肉が分厚いから2度揚げで…なんて言ってたらご友人からちょっと早く到着しそうと電話。
それなら、とすかさず味見。
「塩コショウもなんもしてないけんさー」とお母さん。味付け忘れてたようです。
「丸いテーブルだしてセッティングして〜」
いきなりあわただしくなってきました。
豚ヒレ肉は大きく分厚いのでしっかり二度揚げましょう。
「お父さんここ終わったら刺し身ひいてー」
いよいよお父さんの出番です。
さっそく冷蔵庫からヒラメをとりだして慣れた手つきで切っていきます。
と、そこにいつもどおりたくさんのお土産とともに友人夫妻が到着します。
リビングの盛り上がりに時折り笑顔を見せつつも、お父さんどんどん刺し身をひいていきます。
リビングでは早速乾杯の音頭。作り置きしてたお母さんが大好きな茄子の揚げ浸しや、きゅうりの甘酢漬け、たけのこの煮物…そして揚がったばかりの串揚げで宴がスタートです。
お父さんもここで合流かと思いきやさらにもう一品。
最近ではなかなかお目にかかれない鯨のお刺身!
ようやくお父さんも合流。
盛り上がってるところ失礼します。タジン鍋も忘れずに。
ピースにかしわのおにぎり、そして中華ちまき。
ごはんものもしっかり食べて、ふーお腹いっぱい。
…と、しっとり締めようとしたとこに、お母さん
「やっぱりもつちゃんぽん食べたい!(食べさせたい)」
今度こそほんとにお腹いっぱい!
ごちそうさま、またくるよー
おしながき
- きゅうり甘酢づけ
- なすの揚げびたし
- たけのこ煮
- 野菜サラダ
- 名古屋風手羽唐揚げ
- 魚と野菜の蒸し焼き
- 串かつ
- さしみ
- 中華ちまき
- グリンピースおにぎり
- かしわおにぎり
- もつなべチャンポン
O家のおもてなし
撮影日:2025年5月11日